ROEとROAとは?

株のお勉強

ROEとROAの定義と、業種別のROEとROAを一覧にまとめてみた(´▽`)

スポンサーリンク

ROEとROAの定義

まずは定義から!

専門用語英語定義
ROEReturn On Equity
(自己資本利益率)
ROE (%) = 純利益 ÷ 純資産(株主が出資する自己資本) または、
ROE (%) = EPS ÷ BPS
企業が株主が出資した自己資本からどのくらいの利益を出しているかを示す指標
ROAReturn On Asset
(総資産利益率)
ROA (%) = 純利益 ÷ 総資産
総資産が利益を出すために、どれほど効率的に利用されているかを示す指標
たんさんまん
たんさんまん

2つとも割合(%)が高いほど、利益につながっているよ。

また、ROAは利益を出すための効率なので、

利益を生み出すために充ててる人件費や、施設・設備の種類や数、規模などは業種間で大いに異なるため、業種を越えての比較には向かないとのこと。

スポンサーリンク

業種別に見たROEとROAの一覧

主要な業種のROE(自己資本利益率)とROA(総資産利益率)の一覧です。2023年の経済産業省のデータ(リンク先は表の下より)から計算しました。目安にどうぞ。

出典:経済産業省 2023年企業活動基本調査速報-2022年度実績-

中央値と平均値の差は「ROEは 0.9」、「ROAは0.3」でデータのバラツキはあまりなく、正規分布に近いので、平均値をデータの真ん中ととらえてもよさそうですね。

スポンサーリンク

まとめ

ROEは、企業から出資者たちに見返りがあるかを図るのに使われているので、業種の壁をまたいで比較して投資の判断材料のひとつにできる。また、 ROEが9.8 以上の企業は収益力の見込みがあることから投資をする価値がある企業とみることもできそうです。

ROAは、総資産(負債も含む)で、利益をどれだけ効率よく生み出せるかを比較するのに便利な指標になっている。こちらは ROAが4.4 以上を目処に投資をする価値がある企業としてみたいところだけど、業種内で比較することのほうが大切だね。

他にも、PER,EPS,PBR,BPSを別記事で書いているので、ご参考に。

この記事を読んでくれたみなさんも企業分析を楽しみましょう。(^^)/

コメント

タイトルとURLをコピーしました